私の知人でこんな方がおられました。


ある日、お父さんが「胸が苦しいと言われ。」救急車で病院に搬送された。
医師は「今日はベッドが空いていない、大丈夫のようですので、明日来てください。」
と言われ、家に帰ってきました。
そして、家族に「今日はいろいろ迷惑をかけたね。すまなかったね。」と謝りました。
そして、二階に上がり、床に入る。そのまま、永眠となりました。
聞くと、確定申告の書類も完成し、自分の身の回りもきれいに整理されていたとのこと。
私もこんな最後でありたいと願っています。
最近は医療技術が発達し、寿命が延びてきています。ただ、生命維持装置で生かされている場合もあるようです。私は苦痛を取り除く緩和に重点を置いた医療に最善を尽くしてもらい延命措置を一切しないよう願っています。

日本尊厳死協会の「尊厳死の宣言書」なるものがあります。

尊厳死の宣言書

リビング・ウイル Living Will

①私の傷病が、現代の医学では不治の状態であり、既に死が迫っていると診断された場合には、ただ単に死期を引き延ばすためだけの延命措置はお断りいたします。

②ただしこの場合、私の苦痛を和らげるためには、麻薬などの適切な使用により十分な緩和医療を行ってください。


③私が回復不能な遷延性意識障害(持続的植物状態)に陥った時は生命維持措置を取りやめてください。


以上、私の宣言による要望を忠実に果たしてくださった方々に深く感謝申し上げるとともに、その方々が私の要望に従ってくださった行為一切の責任は私自身にあることを付記いたします。

年  月  日

自署